フローリングの日焼けは業者に依頼したほうがいい理由
「フローリングの日焼けは補修できる?リペア方法や業者の費用相場を解説」
知らないうちに自宅のフローリングが日焼けして変色していた経験はありませんか?フローリング全体が昔と色が違う程度ではなく、家具や物の設置の関係で一部だけが日焼けしていたとなれば尚更そのままにはしておきたくないものです。
そこでこの記事では自分でできるフローリングのリペア方法について解説します。また、日焼けの程度によっては、自分でのリペアができないケースも少なくありません。あわせて、業者に依頼すべきケースやそのメリット、費用などもご紹介します。
■DIYでできるフローリング日焼けのリペア方法
フローリングの日焼けした範囲が狭く表面的であれば、DIYで補修することができます。
ー日焼け補修の手順
①用意するもの
・サンドペーパー(紙やすり)
・カラーワックスまたは着色ニス
②塗る前の準備
日焼けして変色した部分をカラーワックスや着色ニスで塗る場合には、はじめに移動できる家具等は動かし、ほこりや汚れを取り除いておきましょう。
③作業方法
はじめに日焼けしている部分としていない部分に、境目が分からなくなるまでサンドペーパーをかけます。またフローリングの表面からささくれが出ている部分があれば、サンドペーパーで 削ってお きましょう。
次に、ご自宅のフローリングの色合いにあったカラーワックスや着色ニスで塗装していきます。カラーワックスと着色ニスで塗装後の仕上がりが変わってくるため、床材にあったものを選びましょう。
■DIYでの補修が難しいフローリング日焼け
すべてのフローリングの日焼けがDIYで補修できるわけではなく、業者への依頼が必要な場合があります。あまりに日焼けが広範囲にわたっている、色の再現が難しいなど以下の理由に当てはまった場合は業者に依頼してみましょう。
また、DIYでの補修にチャレンジした結果、「塗料のムラが出てきてしまった」「ワックスやニスの色がフローリングと合っていなかった」といったトラブルが起こってしまった場合も、業者への相談がベターです。
<業者に依頼すべき日焼けの状態>
・日焼けが広範囲
・ワックスやニスでの色の再現が難しい
・激しく変色している
・表面が毛羽立ったり板が浮き上がったりしている
■業者に依頼した場合の仕上がりと費用相場
業者に依頼すると費用が掛かってしまうものの、DIYとは違ったメリットもあります。それはDIYでの補修よりも早く美しく仕上がることや、日焼けの再発防止もできることです。
どの程度の費用がかかるかは、施工内容や床材の種類、部分補修なのか全面張替えなのかといったことによって変動するので一概にはいえません。
ワックスによるコーティングで済む場合であれば、1平方メートルあたり1000~3000円程度と、比較的安価な費用で対応してもらえるでしょう。一方で、リペアや補修が必要な場合ですと、1平方メートルあたりの費用は10000円前後まで上がります。
実際にどのくらいの費用がかかるのかは、業者に見積もりを出してしまうのが最も良いでしょう。
■まとめ
フローリングの日焼けは、範囲が狭く表面的であればサンドペーパーやワックス、ニスを使用することでDIYで補修することができます。家具を移動し、ほこりや汚れを取り除いておくことで作業がしやすくなります。サンドペーパーでフローリングを削り、ワックスやニスを使い塗装させていきます。
広範囲の日焼けや変色が激しい場合など、フローリングがDIYでは補修しきれない状態である場合は業者へ見積もりをお願いしてみるとよいでしょう。